賃貸物件を探してみたものの、その駅での相場と自分の探している予算が一致していないということ無い話ではありません。この時に別の沿線駅を探すのも良いですが、よく耳にするのは一駅ずらしてみましょうということです。

 下北沢駅ならば、小田急線・世田谷代田駅、もしくは井の頭線・新代田駅という隣の駅から探してみることをお薦めします。その理由は、ズバリ家賃が安くなるからです。
 とくに、下北沢駅・新代田駅・世田谷代田駅の三角形エリアは駅区間が短いこともあり、ほぼ徒歩10分未満の圏内にあることが少なくありません。
 実質的な利便性に大きな違いはないものの、家賃が下がるのであればコストパフォーマンスが良くなっていると表現できます。

 具体的に、1K・マンションを例にとるなら、下北沢駅の平均賃料は87,600円です。

 これに対して、小田急線・世田谷代田駅は78,200円となり、井の頭線・新代田駅は82,100円となります(いずれも、2013年5月時点のデータ)。

 上記のデータは、それぞれを最寄駅とする徒歩10分圏内のマンションの値です(間取は1Kです)。いかがでしょうか。わずか一駅ずらすだけで、月額5,500円から9,400円ほども家賃が下がることが判ります。あくまで平均値を比較したものですが、随分と乖離があることが分っていただけるのではないかと思います。

 この世田谷代田の平均賃料は、明大前駅の78,000円と同額程度、また新代田の平均賃料は、吉祥寺駅の83,700円と同程度の家賃相場でもあります。

 いかにも、下北沢の街に住んでいるといった商店街の中に位置するマンションに住みたいという方でなければ、一つ隣駅も候補に入れて探すだけで選択肢が拡がるといえましょう。

 ネットからポータルサイトを利用して物件検索をするのが主流となってきましたが、チェックする項目をどのように絞るのかといった場面で、隣駅を候補に入れるのか否かで検索結果が異なるということを踏まえると、この乖離額の幅が結構ある事実を知っているのかいないのかで随分と結果が異なることが予想されます。

 とくに、下北沢駅は下り方面の駅に一駅ずらすだけで乖離額の幅が少なくないので、下北沢に住みたいけれど予算が合わないという方に覚えておいて損は無い情報といえると思います。

 検索する際には、小田急線であれば下北沢だけでなく世田谷代田駅も、井の頭線であれば新代田駅も候補に入れてチェックして絞り込みを行ってみましょう。